ピンクリボンのお宿ネットワーク(略:リボン宿ネット)は、乳がんを患い、手術を受けて回復の道を歩みながらも、術後の痕を気にして旅をあきらめてしまうという方たちに、もう一度、誰の目も気にせず旅に出かけてもらい、心ゆくまで旅館・ホテルでの入浴などを楽しんでいただきたいという目的で、2012年7月に設立されました。
リボン宿ネットは2012年の設立以来、会の趣旨に賛同いただいた全国の宿泊施設や観光団体、企業の皆様とともに、快適に過ごしていただける宿づくりを目指し、日々学び、活動をしています。加盟する施設は、海・山・川と自然豊かな温泉・観光地や、古い歴史のある町など全国各地に点在し、規模も大中型の旅館ホテルから、1日数組限定の小さな宿まで様々です。気兼ねなく入浴を楽しんでいただけるよう、大浴場の洗い場に間仕切りを設けさせていただいたり、貸し切り風呂対応を行ったり、タオルを多めにご用意したりと、各施設がまずは出来るところから取り組みを進めております。また、とくにリクエストの多い「禁煙客室」「一人一室宿泊」などの対応に取り組む宿、宿泊プランやイベントを企画する宿など、各館が創意工夫を重ねております。
ぜひ、お気に入りの宿を見つけていただき、少しおしゃれをして旅にお出かけください。そして温泉やお風呂でのびのびゆったりとお寛ぎくださいませ。すべての宿が、お客様に楽しいひとときをお過ごしいただけるよう、常におもてなしの心を大切に、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
ピンクリボンのお宿ネットワーク
会長 畠 ひで子
(「匠のこころ吉川屋」女将)
加盟するお宿情報をまとめた冊子「ピンクリボンのお宿」。毎年10月に発行し、誌面では加盟するお宿の温泉・お風呂情報を中心に、「洗い場に間仕切りがある」「貸切り風呂対応がある」などの情報をご紹介しております。さらに、宿泊プランや宿泊クーポン、お宿からのメッセージやコラムなども掲載しております。
冊子はフリーペーパーとして全国の病院や加盟宿などで配布するほか、お問い合わせいただいた方にもお送りしております。
医療関係者などを招いての会員お宿スタッフに向けた勉強会や、地域の観光関係者を交えてのシンポジウムやパネルディスカッションなどを定期的に行っています。
・各種学会等でのPR
・ホームページでの情報発信
・メディアを通しての情報発信
・会員への情報発信 ほか
「ピンクリボンのお宿ネットワーク(略称:リボン宿ネット)」(会長 畠ひで子=匠のこころ吉川屋女将)は、乳がんを患い、手術を受けて回復の道を歩みながらも、術後を気にして旅をあきらめてしまうという方たちに、もう一度、誰の目も気にせず旅に出かけてもらい、心ゆくまで旅館・ホテルでの入浴などを楽しんでいただきたいという目的で、2012年7月に設立されました。
わが国では、年間5~6万人が乳がんになるといわれ、現在、日本人女性が一生のうちに乳がんになる割合は12人に1人ともいわれています。一方で乳がんは、早期に発見すれば治癒率が高いがんともいわれています。しかし術後の痕などを理由に、生活の中で大きな楽しみでもある、旅をあきらめてしまう人も多く、その数は患者様とそのご家族を含めると約200万人に上るともいわれています。
会では全国の宿泊施設と観光団体、会の趣旨に賛同された企業などと一緒になって、誰もが旅を楽しめる環境づくりを目指していきます。そのために、全国800の病院や医療関係者、乳がん患者団体とも連携し、シンポジウムや勉強会を通じてそれぞれの立場、考え方への理解を深めるとともに、業界のみならず広く社会に向けて啓発の輪を拡大していきたいと考えています。
毎年10月には加盟する宿泊施設の情報をまとめた冊子を発行し、病院や加盟施設・企業などを通じて配布。加盟する施設や温泉・観光地で勉強会も開催しています。また、新聞などメディアやWEBでの情報発信も随時行っております。
参画希望の宿泊施設・団体・企業様はPDFを印刷の上、事務局まで送付ください。
改めてこちらから入会ご案内資料をお送りさせていただきます。